マンション管理組合側の訴訟代理人として対応し、組合員からの管理費支払い債務不存在確認請求訴訟に勝訴した事例(確定)
ご相談・ご依頼のきっかけ
ご依頼者となる管理組合様は神奈川県内の約150戸のマンションです。
この管理組合様がマンション内の親睦イベントに管理費を支出した件で、区分所有者のお一人から懇親イベントへの管理費の支出は管理費の使途を逸脱しているとして、管理費債務不存在確認請求訴訟が地方裁判所に提起されました。
そこでご依頼者の管理組合様から2020年春、今後の対応方法について弊事務所にご相談を頂きました。
事件概要
ご依頼者様:マンション管理組合(神奈川県内・約150戸)
相手方:組合員・男性
結果
その後2020年秋、小職がご依頼者様から訴訟代理人として訴訟対応を正式に受任しました。
2022年4月、無事に相手方の請求を棄却する判決を得ました(その後相手方は高等裁判所へ控訴するもこちらも棄却)。
解決のポイント
相手方は管理費からの自治会費支払いなどの裁判例をご自身の主張の根拠に挙げていましたが、自治会費の支払いとマンション内懇親イベントへの支出との性格の相違などを丁寧に論じ、裁判所にご理解を頂くことができました。
受任から事件解決までの期間
約1年半
管理費の使途に関するトラブルなどマンション管理で同様のお悩みをお持ちの方はできる限り早い段階でのご相談をおすすめいたします。