事例10 夫の代理人として数年前幼い娘を連れて自宅を飛び出した妻から親権を取り返した事例(第一審)
ご相談・ご依頼のきっかけ
ご相談者様(夫)とその妻は30代の夫婦ですが、妻が数年前に唯一の子どもである娘さん(当時3、4歳)を連れて自宅を飛び出してしまったため、妻から娘さんを取り返したいということでご相談にいらっしゃいました。夫婦関係調整調停(離婚調停)申立て段階より受任しました。
事件概要
妻と娘さんは一時期所在不明になっていましたが、ご依頼者様がSNSを調べるなどするとともに、興信所を活用して頂くなどして妻と娘さんの所在が判明。直ちに離婚調停を申し立てましたが不調に終わったため、離婚訴訟を提起し、娘さんの親権者をご依頼者様に指定するよう裁判所に求めました。
結果
判決で離婚が認められるとともに、娘さんの親権者が無事ご依頼者様(夫)に指定されました。
解決のポイント
妻が主張するご依頼者様(夫)からのDV行為や娘さんに対する虐待行為が事実無根のものであること、妻による娘さんの養育の状況に問題があること、妻の経済観念に問題があること、妻が家庭裁判所調査官による調査に対して非協力的であることなどを証拠に基づいて丁寧に主張立証しました。
受任から事件解決までの期間
離婚調停申立てから約3年
離婚訴訟提起から約2年