一法定相続人代理人として他の法定相続人(受遺者)に対して遺留分を請求し、和解額2000万円の獲得に成功した事例

ご相談・ご依頼のきっかけ

ご依頼者様は50代の男性(A氏)です。
ご相続に関わるご親族として、90代のお母上(甲氏・遺言者)と60代の兄(B氏・受遺者)がいらっしゃいます。
甲氏は、2013年にご自身の財産(相続発生当時で自宅土地建物約6000万円相当及び預貯金含む金融資産約3000万円)を全てB氏に相続させる旨の公正証書遺言を作成していましたが、2022年8月に亡くなりました。
その後、A氏が公正証書遺言の存在を知り、2022年12月に弊事務所にご相談においでになり、遺留分侵害額請求の交渉事件として弊事務所代表弁護士が受任しました。
その後、2023年1月には遺留分侵害額請求の意思表示をB氏に対して行ったところ、2023年3月にB氏に代理人弁護士が就任し、正式に交渉が開始しました。
争点は自宅土地建物の評価でしたが、当方が公示価格や複数の不動産会社による査定書による主張を行い、2023年9月、当方の遺留分1/4にかなり近い和解金2000万円での交渉成立となりました。

事件概要

ご依頼者様:50代男性・神奈川県内在住
相手方:60代男性・東京都内在住

結果

2023年9月、当方の遺留分1/4にかなり近い和解金2000万円での交渉を成立させることができました。

解決のポイント

当方が公示価格や複数の不動産会社の査定を収集し、粘り強く交渉することで、当方の遺留分に近い金額での和解を成立させることができました。

受任から事件解決までの期間

約10カ月間
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マラソンと日本酒をこよなく愛する弁護士のマンション管理コラム

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