家庭裁判所の遺産分割調停手続きの代理人として、相手方に2000万円の特別受益を認めさせ、9000万円相当の遺産獲得に成功した事例
ご相談・ご依頼のきっかけ
ご依頼者となる奥様は60代の女性です。
2021年にお父様が亡くなり(お母様は既にご逝去)、その後ご依頼者様は1年以上の時間をかけて弟さんお二人(ご長兄、ご次兄)と遺産分割協議を行ってきましたが、特にご長男の特別受益(生前に家土地を購入するための費用援助等)をめぐって折り合いがつかず、2023年3月に今後の対応方法について弊事務所にご相談を頂き、受任となりました。
事件概要
被相続人:お父様(2021年に90代でご逝去)
ご依頼者様:60代女性・東京都内在住
相手方① ご長兄:60代男性・東京都内在住
相手方② ご次兄:50代男性・埼玉県内在住
結果
2023年5月、東京家庭裁判所に遺産分割調停を小職より申立て、その後10回程度の期日を重ねましたが、2024年11月、無事にご長兄に特別受益2000万円を事実上認めさせる形での遺産分割調停が成立致しました。
解決のポイント
ご長兄の家土地購入資金をお父様が負担したことを示す証拠を丁寧に積み上げることでご長兄の特別受益認定に向けて調停委員を説得することができました。
受任から事件解決までの期間
約1年半
同様のお悩みをお持ちの方はできる限り早い段階でのご相談をおすすめいたします。